懸賞応募

2024年12月号（11月10日発売）【応募締切：2024年12月20日】

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懸賞問題解答

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【1】次は、報道・取材の自由についての記述であるが、誤りはどれか。

1 憲法には、報道の自由や取材の自由を明示的に保障している規定はない。 2 報道の自由は、表現の自由の一部として保障されている。 3 報道の自由は、国民の知る権利に奉仕するものとして、重要な意味を持つ。 4 取材の自由は、表現の自由そのものではないものの、十分尊重に値する。 5 報道の自由は、その重要性に鑑み、何ら制約を受けることなく保障される。

【2】次は、警察の責務についての記述であるが、誤りはどれか。

1 警察の責務を達成するために必要な行為を行うことができるのは、個別の法律によりそのような行為を行う権限が警察に与えられている場合に限られる。 2 警察の責務は、大別すると、「個人の生命、身体及び財産の保護」と「公共の安全と秩序の維持」に分けられる。 3 「個人の生命、身体及び財産の保護」に関連するものが、全て警察の責務に属するわけではない。 4 「公共の安全と秩序の維持」とは、法令等が遵守され、社会生活が平穏に営まれている状態を保つことを意味する。 5 犯罪の予防及び鎮圧、犯罪の捜査及び被疑者の逮捕、交通の取締りは、「公共の安全と秩序の維持」の例示である。

【3】次は、牽連犯についての記述であるが、誤りはどれか。

1 牽連犯とは、それぞれ独立に犯罪を構成する複数の行為が「手段・目的」又は「原因・結果」の関係にある場合をいう。 2 数個の犯罪が成立して牽連犯となる場合、刑罰を科す上では 1 個の罪として取り扱われ、そのうち最も重い罪の刑罰で処断される。 3 人を殺害して死体を遺棄した場合については、殺人罪と死体遺棄罪が成立し、両罪は牽連犯となる。 4 住居に侵入して窃盗を行った場合（いわゆる空き巣の場合）については、住居侵入罪と窃盗罪が成立し、両罪は牽連犯となる。 5 通貨を偽造し、自らそれを使用した場合については、通貨偽造罪と偽造通貨行使罪が成立し、両罪は牽連犯となる。

【4】次は、被疑者の勾留についての記述であるが、誤りはどれか。

1 被疑者の勾留の目的は、罪証隠滅又は逃亡を阻止することであり、取調べを行うことは直接的な目的ではない。 2 被疑者の勾留については、その請求権者が所定の司法警察員に限られている。 3 被疑者について、罪を犯したことを疑うに足りる相当な理由があって、定まった住居を有していなかったとしても、勾留を行う実質的な必要性がないのであれば、勾留は認められない。 4 勾留期間とは、現実に被疑者の身柄を勾留できる期間のことであり、原則として、勾留請求をした日から10日間とされている。 5 被疑者を勾留するためには、必ず逮捕手続が先行していなければならず、在宅被疑者をいきなり勾留することは許されない。

【5】次は、遺失物法の用語についての記述であるが、誤りはどれか。

1 他人が占有していた物であって、当該他人の意思に基づかず、かつ奪取によらず、当該他人が占有を失ったもので、それを発見した者の占有に属していないものであれば、「遺失物」に該当し得る。 2 占有者の意思によって土地その他の物の中に包蔵された物でも、「埋蔵物」に該当し得る。 3 誤って占有した他人の物は、「準遺失物」に該当する。 4 他人の置き去った物は、「準遺失物」に該当しない。 5 逸走した家畜は、「準遺失物」に該当する。

【6】次は、警備業についての記述であるが、誤りはどれか。

1 警備業は、他人から委託を受けて、その生命、身体、財産等に係る事故の発生を警戒し、防止する業務を行う営業である。 2 アルコール、麻薬、大麻、あへん又は覚醒剤の中毒者は、警備業を営むことができない。 3 暴力団員等が出資、融資、取引等を通じてその事業活動に支配的な影響力を有する者は、警備業を営むことができない。 4 警備業を営もうとする者は、その主たる営業所の所在地を管轄する都道府県公安委員会の認定を受けなければならない。 5 警備業者は、ひとたび認定を受ければ、その後になって認定の有効期間が満了したとしても、更新手続を経ることなく、継続して警備業を営むことができる。

【7】次は、巡回連絡の注意事項についての記述であるが、誤りはどれか。

1 巡回連絡は、警察の責務を達成するために行うものであるから、私生活に立ち入る事項であっても積極的に聴取する。 2 巡回連絡により得られた個人に関する情報について、プライバシー保護等の観点からその取扱いと管理には十分注意する。 3 訪問に当たっては、巡回連絡のために訪れた趣旨を告げ、言葉遣い、服装及び態度に注意し、礼儀正しく行う。 4 訪問は、冠婚葬祭、来客、食事等著しく相手方の迷惑となるような事情がある場合には、これを避けて行う。 5 巡回連絡を拒否された場合は、巡回連絡の目的等を説明し、理解と協力が得られるように努める。

【8】次は、手口捜査についての記述であるが、誤りはどれか。

1 犯罪行為等に現われた手段・方法等の定型又は類型を犯罪手口といい、犯罪手口の特性を利用して犯人を発見していく捜査方法を手口捜査という。 2 犯罪手口は全ての犯罪に存在するが、犯罪手口制度は「殺人、強盗、放火、誘拐、恐喝、窃盗、詐欺及び性的犯罪」に適用される。 3 手口記録は、被疑者の手口内容、身分関係等を記録した基礎資料であり、資料の客観性を担保すべく、取調べ担当者以外の警察官が作成する必要がある。 4 被害記録は、発生した事件の手口内容等を記録した基礎資料であり、現場臨場者が作成する。 5 最近では、犯罪現場等に捜査の手掛かりになるような資料が残されないケースが増加しているため、犯罪手口の活用がますます重要になってきている。

【9】次は、道路使用許可の対象行為を列挙したものであるが、誤りはどれか。

1 道路において工事又は作業をする行為 2 道路に石碑や銅像等を設ける行為 3 道路に広告板やアーチ等を設ける行為 4 信号機又は道路標識等の効用を妨げるような工作物等を設置する行為 5 場所を移動しないで、道路に露店、屋台店等を出す行為

【10】次は、パリ2024オリンピック競技大会の競技種目を列挙したものであるが、誤りはどれか。

1 ブレイキン 2 スカッシュ 3 スケートボード 4 スポーツクライミング 5 サーフィン

▼ 雑誌「警察公論」に
関するアンケート ▼

【12月号記事選択肢】
①外国人材受入れ政策の動向について
②現場警察官のための警察法解説
③交番勤務立花巡査の一日
④警察官のためのＱ＆Ａ講座第49回
⑤警察教養における「経験の共有」の必要性と「警察公論」新連載への期待
⑥管区警察学校へようこそ～学校長＆部外講師等による出張講義～
⑦条文でつなぐ警察と検察
⑧インテリジェンスこぼれ話
⑨警察官のためのＱ＆Ａ講座第50回
⑩現場警察官のための判例解説
⑪昇任試験合格体験記
⑫法学SA道場
⑬法学論文マッスルトレーニング

【Q1】上記記事のうち、参考になった（おもしろかった）記事を教えてください。（5つまで）

【Q2】上記記事のうち、参考にならなかった（つまらなかった）記事を教えてください。（5つまで）

【Q3】今後、雑誌「警察公論」や付録で取り上げてほしいテーマを教えてください。

【Q4】今月号付録「警察実務重要裁判例令和6年版」の使い勝手と、そのように感じた理由について教えてください。必須

1：とても使いやすい 2：使いやすい 3：普通 4：使いにくい 5：とても使いにくい 6：その他

【Q5】】今月号付録「構成要件・罪名暗記カード刑法令和6年版」の使い勝手と、そのように感じた理由について教えてください。必須

1：とても使いやすい 2：使いやすい 3：普通 4：使いにくい 5：とても使いにくい 6：その他

◆アンケートのご協力ありがとうございました。その他、警察公論へのご意見・ご要望等がございましたら、こちらへご記入ください。

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12月号（11月10日発売）懸賞SA

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【懸賞賞品】
※応募者多数の場合は抽選により決定します。

1等　賞金10,000円（１名）
2等　賞金 5,000円（５名）
3等　QUOカード2,000円分（20名）
4等　QUOカード500円分（20名）

特別賞　第79巻第1号から第12号までの成績優秀者の中から、抽選で1名の方に絵画を贈呈します（１点）。

【解答と当選者発表】

12月号SA懸賞の解答は12月25日に懸賞解答ページ並びに立花書房Webサイトに掲載、
当選者の氏名及び解答は本誌（令和7年3月号）に掲載いたします。