懸賞応募

2024年11月号（10月10日発売）【応募締切：2024年11月20日】

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懸賞問題解答

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【1】次は、憲法21条 2 項の通信の秘密についての記述であるが、誤りはどれか。

1 電話や電子メールに関する秘密も「通信の秘密」に含まれる。 2 一般に知られていない事実の全てが「秘密」に当たるわけではない。 3 通信の秘密が特に保障されるのは、プライバシーの保護のためである。 4 公権力が通信の日時について調査することは、通信の秘密を侵害しない。 5 通信の秘密は、公共の福祉による制限を受けることがある。

【2】次は、警職法 4 条の避難等の措置についての記述であるが、誤りはどれか。

1 本条の権限行使ができるのは、人の生命若しくは身体に危険を及ぼし、又は財産に重大な損害を及ぼすおそれのある危険な事態がある場合である。 2 本条にいう「危険な事態」として、天災、事変、工作物の損壊、交通事故、危険物の爆発、狂犬、奔馬の類等の出現、極端な雑踏が例示されている。 3 本条に基づく警告は、強制にわたらない限度であれば、警笛を鳴らしたり、縄を張ったりするなどの行動によっても行うことができる。 4 特に急を要する場合には、危害を受けるおそれのある者を強制的に引き留めたり、避難させたりすることができる。 5 特に急を要する場合には、関係者に対して危険防止のための措置を命じることができるが、相手方はこれに従う法的義務までは負わない。

【3】次は、身分犯についての記述であるが、誤りはどれか。

1 犯罪行為の主体を一定の身分を持った人に限っている場合を身分犯といい、これには真正身分犯と不真正身分犯がある。 2 収賄罪は、その主体が「公務員」でなければならないが、これは真正身分犯の例である。 3 偽証罪は、その主体が「法律により宣誓した証人」でなければならないが、これは不真正身分犯の例である。 4 真正身分犯である犯罪について、身分のない者が身分のある者の行為に共犯として加功したときは、身分がなくても処罰される。 5 不真正身分犯である犯罪について、身分のない者が身分のある者の行為に共犯として加功したときは、身分のない者には通常の刑が科される。

【4】次は、送致についての記述であるが、誤りはどれか。

1 司法警察職員は、検察官に事件を送致する権限を有する。 2 告訴・告発・自首事件については、送致ではなく送付という言葉が使われる。 3 検察官が微罪処分に指定した事件は、送致しなくてもよい。 4 少年の被疑事件の中には、検察官に送致しないものもある。 5 逮捕した被疑者の身柄を送致するに当たっては、時間制限が設けられている。

【5】次は、情報セキュリティについての記述であるが、誤りはどれか。

1 情報セキュリティとは、情報の機密性、完全性及び可用性が確保されていることをいう。 2 警察情報システムとは、警察庁及び都道府県警察が設置する全ての情報システムをいう。 3 警察情報セキュリティポリシーは、情報システムの利用に当たり職員が守らなければならないルールを定めている。 4 警察活動を通じて収集された情報は、職員個人が私的に保有したり、無断で持ち出したりしてはならない。 5 要機密情報は、当該情報と関係のない業務に従事する職員等に対して、必要以上に配布してはならない。

【6】次は、売春防止法についての記述であるが、誤りはどれか。

1 売春防止法の適用に当たっては、国民の権利を不当に侵害しないように留意しなければならない。 2 売春の主体は、女性のみでなく男性もなり得る。 3 売春を禁止する規定は倫理規定であり、違反した場合の罰則はない。 4 売春とは、対償を受け、又は受ける約束で、不特定の相手方と性交することをいうところ、ここでいう「性交」には、刑法177条（不同意性交等罪）に規定されている肛門性交や口腔性交等も含まれる。 5 売春とは、対償を受け、又は受ける約束で、不特定の相手方と性交することをいうところ、ここでいう「対償」とは、報酬と同じ意味であり、売春をすることに対する反対給付としての経済的利益をいう。

【7】次は、手配捜査についての記述であるが、誤りはどれか。

1 手配捜査とは、被疑者及び捜査資料を発見確保するため、他の警察に対して捜査上必要な措置を依頼し、警察の組織力を活用して行う捜査活動をいう。 2 手配制度は、手配を受けた警察が信義を重んじ、誠実に手配に基づく適切な措置をとることを前提として成り立っている。 3 緊急事件手配は、犯罪の捜査につき、他の警察に対して緊急の措置を依頼する必要がある場合に行われる。 4 事件手配は、容疑者及び捜査資料その他の参考事項について通報を求める手配である。 5 参考通報は、捜査中の事件について、他の警察に対して協力を求め、当該事件の捜査上参考となる事項の通報を受けることを目的として行われる。

【8】次は、交通規制についての記述であるが、誤りはどれか。

1 交通規制の目的は、交通の安全を図ること、交通の円滑を図ること及び道路の交通に起因する障害を防止することにある。 2 交通規制は、都道府県公安委員会が信号機又は道路標識等を設置し、及び管理して行うのが原則である。 3 都道府県公安委員会は、緊急を要するため道路標識等を設置するいとまがないときは、警察署長に交通規制を行わせることができる。 4 警察官は、常時変化する道路交通の状況に対応するため、交通整理を行うことができ、一般道路において混雑緩和、危険防止の措置をとることができる。 5 警察官が行う手信号等による交通整理は、都道府県公安委員会又は警察署長の意思決定を必要としない。

【9】次は、警護についての記述であるが、誤りはどれか。

1 警護対象者は、内閣総理大臣、国賓その他その生命及び身体に危害が及ぶことが国の公安に係ることとなるおそれがある者である。 2 警護は、人為的な危害から警護対象者の身辺の安全を確保する警察活動であり、自然発生的な危害からその安全を確保する警察活動はこれに含まれない。 3 警護を実施する理由としては、警護対象者の身辺に危害が及ぶと、国家の機能の根幹部分に直接影響を与え、国の公安を揺るがすおそれが高いことにある。 4 警護に関する活動は、任意活動として行われるものが大半であるが、必要によっては強制活動として行われる場合もある。 5 令和 4 年の安倍晋三元内閣総理大臣の銃殺事件を受けて、警護の検証・見直し作業が行われ、新たな警護要則が制定された。

【10】次は、世界の大陸を列挙したものであるが、誤りはどれか。

1 北極大陸 2 北アメリカ大陸 3 ユーラシア大陸 4 アフリカ大陸 5 オーストラリア大陸

▼ 雑誌「警察公論」に
関するアンケート ▼

【11月号記事選択肢】
①詐欺の撲滅のために～犯罪収益移転防止法を駆使して～
②もっと知ってほしい私たちの仕事～相互の理解と連携に向けて～
③インテリジェンスこぼれ話
④ある日の令状面接
⑤交番勤務立花巡査の一日
⑥条文でつなぐ警察と検察
⑦警察官のためのデジタル・フォレンジック捜査入門
⑧実務刑事判例評釈
⑨昇任試験合格体験記
⑩法学SA道場
⑪法学論文マッスルトレーニング

【Q1】上記記事のうち、参考になった（おもしろかった）記事を教えてください。（5つまで）

【Q2】上記記事のうち、参考にならなかった（つまらなかった）記事を教えてください。（5つまで）

【Q3】今後、雑誌「警察公論」や付録で取り上げてほしいテーマを教えてください。

【Q4】前月号付録「SA2025」の使い勝手について教えてください。必須

1：とても使いやすい 2：使いやすい 3：普通 4：使いにくい 5：とても使いにくい 6：その他

【Q5】（Q4の回答について）その理由のほか、
改善点などがありましたら教えてください。

◆アンケートのご協力ありがとうございました。その他、警察公論へのご意見・ご要望等がございましたら、こちらへご記入ください。

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11月号（10月10日発売）懸賞SA

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【懸賞賞品】
※応募者多数の場合は抽選により決定します。

1等　賞金10,000円（１名）
2等　賞金 5,000円（５名）
3等　QUOカード2,000円分（20名）
4等　QUOカード500円分（20名）

特別賞　第79巻第1号から第12号までの成績優秀者の中から、抽選で1名の方に絵画を贈呈します（１点）。

【解答と当選者発表】

11月号SA懸賞の解答は11月25日に懸賞解答ページ並びに立花書房Webサイトに掲載、
当選者の氏名及び解答は本誌（令和7年2月号）に掲載いたします。